「病歴・就労状況等申立書」を伝わるように書く

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名東障害年金サポート事務所

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障害年金の申請書類の中で、唯一、あなた自身の言葉で、あなたの辛さや生活の困難さを訴えることができるもの。それが「病歴・就労状況等申立書」です。

 

医師が作成する「診断書」が客観的なデータだとすれば、この申立書は、あなたの生活に血を通わせ、審査官に「なるほど、この人はこんなに大変な状況なのか」と深く理解してもらうための、あなただけの物語”です。

 

しかし、多くの方が「何を書けばいいかわからない」「どう書けば有利になるの?」と、この書類の前でペンが止まってしまいます。 この記事では、すぐに使える記入例を交えながら、審査官の心に響き、診断書の内容を強力に補強する申立書を作成するための具体的なコツを、余すところなくお伝えします。

     

 

はじめに:この書類は「作文」ではなく「プレゼン資料」である

 

この申立書の目的は、感想文を書くことではありません。目的はただ一つ、「審査官に、あなたが障害年金を受給すべき状態であることを、論理的かつ客観的に納得してもらうこと」です。診断書の記述を裏付け、さらに具体的なエピソードを加えて、あなたの生活の困難さを立体的にプレゼンテーションする、という意識で取り組みましょう。

 

  

大原則①:必ず「診断書」とセットで考え、矛盾なく書く

 

審査官は、必ず診断書と申立書を照らし合わせながら読みます。ここに矛盾があると、書類全体の信憑性が一気に失われます。例えば、診断書に「調理はできない」と書かれているのに、申立書に「頑張って自炊しています」と書くのは絶対にNGです。必ず、診断書に書かれている内容を補強し、具体化するという視点で書き進めましょう。

    

大原則②:正直に、しかし「不利にならないように」書く

 

もちろん、嘘を書くことは許されません。しかし、事実の伝え方一つで、相手に与える印象は大きく変わります。特に精神疾患の場合、「調子の良い時のこと」を基準に書いてしまいがちですが、書くべきは「できなくなってしまったこと」「誰かの助けが必要なこと」です。あなたの頑張りをアピールする場ではない、ということを心に留めておいてください。

 

 

【実践】パート別・書き方のコツと記入例

 

「発症から現在までの経過」の書き方

 

時系列に沿って、以下の点を具体的に記述します。

 

いつ、何がきっかけで、どんな症状が出始めたか。
 
初めて病院に行った時の状況。
 
症状がどのように変化し、日常生活や仕事にどんな影響が出たか。
 
転院や休職・退職など、生活上の大きな変化。
 
   

「日常生活状況」のリアルな伝え方

 

診断書の項目と対応させながら、より具体的に書きます。

 

悪い例
 「食事はあまり摂れません。」
 
良い例(記入例)
  「食欲がなく、一日一食、家族が用意してくれたおにぎりを食べるのがやっとです。自分で買い物に行ったり、調理をしたりすることは全くできません。体重もこの1年で8kg減りました。」

   

「就労状況」で注意すべきポイント

 

もし働いている場合、その事実だけで「就労可能」と判断されないよう、細心の注意が必要です。

 

悪い例
 「事務職として働いています。」
 
 
良い例(記入例)
  「事務職として週20時間の短時間勤務をしていますが、遅刻や欠勤が多く、常に同僚の助けや配慮がなければ業務を遂行できない状況です。ミスも多く、契約更新は難しいと言われています。」

    

【要注意】これを書くと損をする!申立書のNG表現ワースト3

 

1. 「なんとか~できています」
 → 「できている」と判断されます。
 
2. 「~しようと頑張っています」
    → 意欲があると判断され、症状が軽いと見なされる可能性があります。
 
3. 「天気の良い日は散歩に出かけます」
 → 「外出できる」と判断されます。調子の悪い時の状態を基準に書きましょう。
 
   

まとめ:あなたの物語を、私たちが形にします

 

病歴・就労状況等申立書は、あなたの人生そのものを書き記す、非常にエネルギーのいる作業です。体調がすぐれない中で、ご自身の辛い過去と向き合い、それを客観的な文章に落とし込むのは、本当に大変なことだと思います。 もし、少しでも筆が重いと感じたら、どうか一人で抱え込まないでください。私たち名東障害年金サポート事務所は、丁寧なヒアリングを通して、あなたの言葉にならない想いや辛さを汲み取り、審査官に伝わる「物語」として形にするお手伝いをします。あなたの最高のプレゼン資料を、一緒に作り上げましょう。

 

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名東障害年金サポート事務所は、こうしたお悩みに寄り添い、わかりやすく、具体的なサポートを行う障害年金専門の社会保険労務士事務所です。先天性疾患や、精神疾患をはじめ、さまざまな障害年金申請のサポートを専門的に行っています。

 

キャリアコンサルタント資格を持つ社労士が在籍
初診日の証明や診断書の取得もサポート
病歴・就労状況等申立書の作成も代行
ご本人とご家族の気持ちを理解し、丁寧に対応

 

自力での申請が難しい方や、過去に申請を諦めた経験のある方も、一度専門家にご相談ください。 あなたの状況に合わせて最適なサポートを提供いたします。

 

障害年金の申請についてご不明な点などがございましたら、どんな些細なことでも構いませんので、遠慮なくご連絡をいただければと思います。

 

「障害年金の無料勉強会や相談会をさがしている」特別支援学校や医療・福祉施設の皆様へ

経験と実績に基づいた、確かな支援をお約束します。

代表の社会保険労務士 山口高弘は、自動車メーカー勤務をはじめ、製造業・土木・保険営業など幅広い業界での経験を経て、猛勉強の末、平成14年に社会保険労務士試験に合格。同年12月に開業しました。 

開業以来、自動車アフターマーケット業界、某有名菓子メーカー、不動産業、車検・整備工場・クリーニング・美容室チェーン店など多様な業種を支援し、累計1,000回を超える企業研修・講演実績を持つ実務家です。

その経験を活かし、障害年金の勉強会や相談会も「わかりやすい」と大変好評をいただいています。

 

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山口 高弘
山口 高弘
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