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「人口血管で障害年金を申請したいと考えているんだけど、障害年金は申請できるのか?」「正社員として通常通り働いているから支給されないんじゃないか?」
このような悩みを抱え、障害年金を検討あるいは、あきらめていらっしゃる方らの相談をたくさん受けます。
人工血管を入れている場合は、人工血管を入れた日が障害認定日となり、必要な条件を満たせば、その翌月分から障害年金が支給されることになります。
障害年金は、病気やけがによって生活や仕事が困難になった場合に支給される公的な年金制度です。具体的な受給条件は、障害の程度や日常生活への影響に基づいて判断されます。
このコラムでは、人工血管になって日常生活で困っている方が障害年金を受給するにあたり、どのような要件があるのか、専門家である社会保険労務士が解説します。
人工血管とは
人工血管は、動脈や静脈の機能が失われた場合に、血液の流れを補助するために使用される合成材料製の管です。主にポリテトラフルオロエチレン(PTFE)やポリエステルなどの材料が使用されます。これにより、血流を確保し、臓器や組織への酸素供給を維持します。
人工血管が必要な傷病
人工血管は、以下のような状況で必要になります。
- 動脈硬化:血管が狭くなり、血流が阻害されるため、人工血管で血流を確保します。
- 大動脈瘤:大動脈が異常に膨らみ、破裂のリスクがある場合、人工血管で補強します。
- 末梢動脈疾患:手足の血管が狭くなり、血流が不足する場合に、人工血管を使用します。
- 血管損傷:外傷や手術によって血管が損傷した場合、人工血管で修復します。
人工血管が日常生活に与える影響とは?
人工血管の使用は、患者の生活にさまざまな影響を与える可能性があります。
- 手術後の回復:人工血管の設置手術後は、一定期間の安静やリハビリが必要です。
- 運動制限:過度な運動や重い物を持つことが制限される場合があります。
- 血栓予防:血液が固まりやすくなるため、抗凝固薬の服用が必要です。
- 定期的な検査:人工血管の状態を監視するため、定期的な検査や診察が必要です。
人工血管で障害年金をもらえるか?
人工血管を挿入しても軽度の障害が残る場合、要件を満たすことで障害年金を受給できる可能性があります。人工血管で障害年金を受給する場合の等級は、原則的には3級です。ただし、障害年金3級というのは初診日に厚生年金または共済年金に加入していなければもらうことができませんので、注意が必要です。
人口血管で障害年金をもらうためには?
医師の診断書取得:障害年金の申請には、担当医師からの診断書が必要です。診断書には、
病状や治療内容、日常生活への影響が詳しく記載されます。
必要書類の準備:障害年金の申請には、診断書のほか、年金手帳や身分証明書などの書類
が必要です。
申請書の提出:必要書類を揃えて、居住地の年金事務所や市区町村役場に申請書を提出し
ます。
審査:提出した書類をもとに審査が行われ、障害年金の支給の可否が決定されます。
全体のまとめ
人工血管の使用が日常生活に大きな影響を与える場合、障害年金の受給が可能です。障害年金を受給するためには、適切な診断書の準備や必要書類の提出が必要です。また、専門家に依頼することで、スムーズな申請手続きと成功率の向上が期待できるため、ぜひ活用を検討してみてください。
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