人工肛門(ストーマ)で障害年金を受け取るには?受給条件や等級、申請時の注意点を詳しく解説

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名東障害年金サポート事務所

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人工肛門(ストーマ)とは

 

人工肛門とは、大腸や小腸などの一部を外科的に腹部に開口し、排泄物を体外に排出する仕組みです。

大腸がんや潰瘍性大腸炎、クローン病などの疾患が原因で造設されることが多く、排泄を袋で管理する必要があります。

日常的な管理や皮膚への刺激、ニオイなどの悩みも多く、就労や外出にも支障が出ることがあります。そのような生活上の負担を考慮して、障害年金の対象となるケースがあります。

 

障害年金の仕組みと対象になる要件

 

障害年金は、病気やけがによって日常生活や労働に制限を受ける方が受給できる公的な年金制度です。

初診日、保険料納付状況、障害の程度が主な要件となります。

人工肛門については、「身体の機能に、労働が制限を受けるか、または制限を加えることを必要とする程度の障害」として認定されることがあり、主に厚生年金加入者が対象の3級に該当することが多いです。

 

人工肛門で障害年金を受給できる条件

 

人工肛門で障害年金を受給するには、次の要件をすべて満たす必要があります。

 

  1. 初診日が年金加入期間中であること
  2. 初診日前の保険料納付要件を満たしていること
  3. 障害認定日に障害等級に該当する状態であること

 

とくに人工肛門の場合、手術後にその状態が固定していれば、障害認定日と見なされることが多いです。

 

認定されやすい等級とその判断基準

 

人工肛門は原則として障害等級3級(厚生年金対象)に認定されます。

ただし、他に合併症がある場合や、人工肛門の管理が非常に困難な場合などには、

生活への支障が大きいと判断されて、より高い等級(2級)とされる可能性もあります。

 

一方、国民年金のみ加入していた場合は、2級以上でなければ支給されません。

人工肛門単独では2級に該当しにくいため、他の障害との併合が必要となることが多いです。

 

他の障害と併せて認定される可能性

 

人工肛門以外にも、腸管以外の臓器への影響や精神的な症状(うつ病など)がある場合、

それらと合わせて等級が決まる「併合認定」の対象になることがあります。

 

例えば、腎機能障害やがんの再発、日常生活に大きな支障を及ぼす精神症状が併存している場合は、

人工肛門単独よりも高い等級に認定される可能性が高くなります。

 

申請時に注意すべきポイント

 

障害年金の申請では、「日常生活にどのような支障があるか」を具体的に示すことが非常に重要です。

人工肛門の場合は、

 

  1. 毎日の管理の手間や困難さ
  2. 感染や皮膚炎などのリスク
  3. 外出時の不安や就労への支障

 

など、医師の診断書に明確に記載してもらうことがポイントになります。

また、手術後の経過や再手術の可能性などについても記録を残しておくと、説得力のある申請書類が作成できます。

 

社会保険労務士に相談するメリット

 

人工肛門の障害年金申請は、診断書の内容や等級判断の微妙な部分が多く、自己判断では不利になることもあります。

社会保険労務士に相談することで、

 

  1. 自分の症状で受給できる可能性があるかどうかの判断
  2. 適切な書類作成や医師への依頼文のアドバイス
  3. 不支給になった場合の審査請求の対応

 

など、専門的なサポートが受けられ、受給の可能性を高めることができます。

 

まとめと今後のステップ

 

人工肛門を造設している方は、日常生活や仕事にさまざまな負担を抱えている可能性があります。その負担が一定の基準を超える場合、障害年金の対象となることがあります。まずは、自分が対象となるかどうかを確認し、必要であれば医師や専門家に相談しながら準備を進めましょう。ご不安な場合は、ぜひ一度社会保険労務士などの専門家にご相談ください。

 

障害年金の制度は、非常に複雑で専門的な知識が求められます。

「自分が対象になるか分からない」「就労しているが申請できるのか不安」「医師や支援機関からも具体的な助言が得られない」といった悩みを抱える方が多くいらっしゃいます。

 

名東障害年金サポート事務所は、こうしたお悩みに寄り添い、わかりやすく、具体的なサポートを行う障害年金専門の社会保険労務士事務所です。うつ病などの精神疾患をはじめ、さまざまな障害年金申請のサポートを専門的に行っています。

 

  1. キャリアコンサルタント資格を持つ社労士が在籍
  2. 初診日の証明や診断書の取得もサポート
  3. 病歴・就労状況等申立書の作成も代行
  4. 精神疾患特有のつらさを理解し、丁寧に対応

 

自力での申請が難しい方や、過去に申請を諦めた経験のある方も、一度専門家にご相談ください。あなたの状況に合わせて最適なサポートを提供いたします。

 

障害年金の無料勉強会や相談会をさがしている就労支援施設や医療施設の皆様へ

 

経験と実績に基づいた、確かな支援をお約束します。

 

代表の社会保険労務士 山口高弘は、自動車メーカー勤務をはじめ、製造業・土木・保険営業など幅広い業界での経験を経て、猛勉強の末、平成14年に社会保険労務士試験に合格。同年12月に開業しました。

開業以来、自動車アフターマーケット業界、某有名菓子メーカー、不動産業、車検・整備工場・クリーニング・美容室チェーン店など多様な業種を支援し、累計1,000回を超える企業研修・講演実績を持つ実務家です。

 

その経験を活かし、障害年金の勉強会や相談会も「わかりやすい」と大変好評をいただいています。

 

 

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障害年金の申請についてご不明な点などがございましたら、

どんな些細なことでも構いませんので、遠慮なくご連絡をいただければと思います。

 

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山口 高弘
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