目次
人工血管とは?
人工血管は、動脈瘤や血管閉塞、血管の損傷などで自分の血管が使えない場合に使用される医療用の人工素材で作られた血管です。
主に大動脈や下肢の動脈などに用いられ、命を守るために重要な手術が伴います。
障害者手帳とは?
障害者手帳には「身体障害者手帳」「精神障害者保健福祉手帳」「療育手帳」の3つがあります。
人工血管の手術を受けた場合は、その後の後遺症によって「身体障害者手帳」が対象となることがあります。
人工血管が対象となる障害の例
人工血管を使った手術後に以下のような障害が残った場合、手帳の対象となる可能性があります。
- 下肢の血流障害により歩行が困難になった場合
- 腎臓などへの血流が制限されて透析が必要な状態になった場合
- 心臓や大動脈の人工血管手術後、心機能の低下が残った場合
これらは身体機能に直接的な支障をきたすため、一定の条件で手帳の交付対象になります。
身体障害者手帳の等級と人工血管の関係
身体障害者手帳の等級は、障害の程度により1級から6級に分かれています。人工血管手術が直接的に等級の対象となるわけではありませんが、その結果として以下のような障害が認定されることがあります。
- 1級・2級:日常生活に常時介助が必要なレベルの障害
- 3級~6級:日常生活や労働に一定の制限が出る状態
手術部位や後遺症の内容により、認定される等級が異なります。
人工血管による障害者手帳の申請手続き
申請には、以下の書類が必要になります。
- 医師の診断書(指定の様式)
- 本人確認書類
- 写真(必要な場合)
- 住民票など自治体指定の書類
診断書には、手術の内容とその後の障害の状況が詳しく記載されている必要があります。審査には1~2か月ほどかかります。
名東障害年金サポート事務所ができるサポート
名東障害年金サポート事務所では、人工血管に関連した障害者手帳や障害年金の相談・申請サポートを行っています。
- 障害の程度のヒアリングと等級の可能性診断
- 医師への診断書依頼のアドバイス
- 書類の記載チェックと手続き支援
- 障害年金との併用に関するアドバイス
不安なことがあれば、まずはお気軽にご相談ください。
まとめ
人工血管の手術後には、後遺症の内容によって障害者手帳の対象となる可能性があります。
自分に該当するかどうか判断が難しい場合は、専門家の力を借りるのが安心です。
名東障害年金サポート事務所では、障害年金との併用についてもサポートしておりますので、ぜひ一度ご相談ください。
障害年金の制度は、非常に複雑で専門的な知識が求められます。
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平成14年に社会保険労務士試験に合格。同年12月に開業しました。
開業以来、
自動車アフターマーケット業界、某有名菓子メーカー、不動産業、車検・整備工場
クリーニング・美容室チェーン店など多様な業種を支援し、累計1,000回を超える企業研修・講演実績を持つ実務家です。
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