名東区・守山区・長久手市・日進市・尾張旭市・瀬戸市・豊田市西部で障害年金申請でお悩みの方へ

長い審査期間を経て、ついに自宅に「年金証書」が届いた！本当におめでとうございます。これまでのご苦労が報われた瞬間ですね。しかし、喜びと安堵と同時に、「で、これから何をすればいいの？」「最初の年金は、いつ振り込まれるの？」といった、次なる疑問が湧いてきていませんか？

この記事では、無事に支給が決定したあなたが、年金証書を受け取ってから、初回の振込を受け取るまでの流れと、その間に必ず確認しておくべきことを、チェックリスト形式で分かりやすく解説します。

迷っている時間が、将来の受給開始を遅らせてしまいます。今すぐご相談ください。

このコラムを通じて、障害年金申請で悩む方が一人でも多く、希望を手にされることを願っています。

年金証書は、あなたの権利の証明書です

お手元に届いた緑色の冊子「年金証書」は、あなたが障害年金を受け取る権利があることを、国が正式に証明する、非常に大切な書類です。今後、様々な手続きで必要になることがありますので、大切に保管してください。

ステップ①：証書が届いたら、まず内容をチェック！

喜びのあまり、そのまましまい込んでしまわずに、まずは証書を開いて、以下の項目に間違いがないか、必ずご自身の目で確認しましょう。

▪️お名前、生年月日、基礎年金番号

▪️障害の等級（1級・2級・3級など）

▪️障害の原因となった傷病名

▪️受給権を取得した年月日

ステップ②：「年金決定通知書」で、振込額と振込月を確認

年金証書と一緒に、「年金決定通知書」という書類が同封されています。こちらには、より具体的なお金に関する情報が記載されています。

▪️年金額（基本額、加算額、合計額）

▪️何月分から年金が支払われるか

▪️遡及（そきゅう）して支払われる分があるか

▪️特に、ご家族の加算（子の加算、配偶者加算）

が、正しく反映されているかを確認することが重要です。

ステップ③：初回の振込日を知る

年金証書が届いてから、おおむね1ヶ月～2ヶ月後（約50日後）に、あなたが指定した金融機関の口座に、初回の年金が振り込まれます。具体的な振込日が近づくと、日本年金機構から「年金送金通知書」というハガキが届きますので、そちらで正確な日付と金額を確認できます。なお、障害年金は、原則として偶数月（2,4,6,8,10,12月）の15日に、その前月までの2ヶ月分が振り込まれます。

もし、内容に疑問や誤りがあった場合は？

万が一、記載内容に明らかに誤りがある、あるいは、加算されるべき家族の分が含まれていない、といった疑問点があれば、速やかに年金事務所、または申請をサポートした専門家にご連絡ください。

まとめ：権利を受け取り、新しい生活の第一歩を

年金証書を受け取ることは、ゴールであると同時に、経済的な安心を土台とした、新しい生活のスタートでもあります。初回の振込まで、もう少しだけ時間がかかりますが、流れを理解して、落ち着いてその日を待ちましょう。