扶養内の主婦の障害年金申請

はじめに:名東区・守山区・長久手市・日進市・尾張旭市・瀬戸市・豊田市西部で障害年金申請でお悩みの方へ

   

迷っている時間が、将来の受給開始を遅らせてしまいます。今すぐご相談ください。

このコラムを通じて、障害年金申請で悩む方が一人でも多く、希望を手にされることを願っています。

       

配偶者の扶養に入っている主婦(第3号被保険者)の方の障害年金申請

結婚してからは、夫の扶養に入り、専業主婦として、あるいは扶養内のパートとして、家庭を支えてきた。そんなあなたが、もし病気やケガで、これまでのように家事や育児、仕事ができなくなってしまったら

「自分で年金保険料を払っていないから、障害年金はもらえないのでは?」 「扶養に入っている主婦の申請は、何か特別なのだろうか?」

そんな疑問や不安を抱えていませんか?ご安心ください。配偶者の扶養に入っている主婦(第3号被保険者)の方も、障害年金を請求する権利を、もちろん持っています。この記事では、その申請のポイントと注意点を解説します。

 

3号被保険者とは?

 

3号被保険者とは、厚生年金に加入している会社員や公務員(第2号被保険者)に扶養されている、20歳以上60歳未満の配偶者の方を指します。ご自身で国民年金保険料を納付しなくても、国民年金に加入していると見なされるのが特徴です。多くの専業主婦や、扶養内で働くパートの方が、これに該当します。

 

原則として「障害基礎年金」の対象になります

 

3号被保険者として国民年金に加入している期間中に「初診日」がある場合、あなたが請求するのは「障害基礎年金」となります。障害の程度が1級または2級に該当すると判断されれば、定額の年金が支給されます。保険料は配偶者の厚生年金制度から拠出されているため、ご自身に保険料の未納がなければ、納付要件はクリアできます。

 

最重要ポイント:あなたの「初診日」はいつですか?

 

主婦の方の申請で、最も重要で、そして複雑になりがちなのが「初診日」の特定です。

▪️ケースA:結婚して、扶養に入ってから初診日がある場合 この場合はシンプルで、障害基礎年金の対象となります。

▪️ケースB:結婚する前、独身時代に会社員として働いていた時期に初診日がある場合 この場合は、たとえ今が専業主婦であっても、初診日に加入していた「障害厚生年金」の対象となります。障害厚生年金は3級まであり、報酬比例のため、より手厚い保障を受けられる可能性があります。 

▪️ケースC20歳になる前に初診日がある場合 この場合は「20歳前傷病による障害基礎年金」の対象となり、保険料納付要件が問われません。

このように、いつの時点の自分が初診日になるかによって、請求する年金の種類が大きく変わるのです。

 

診断書・申立書で「主婦の仕事」の支障を具体的に伝えるコツ

 

主婦の仕事は、炊事、洗濯、掃除、育児、買い物など多岐にわたりますが、給料が発生しないため、その支障が軽く見られがちです。 診断書や病歴・就労状況等申立書では、「健常な時にできていたこと」と「現在できなくなったこと」を対比させ、いかに日常生活に支障が出ているかを具体的に示す必要があります。

▪️記入例: 「以前は毎日3食、家族の食事を作っていたが、現在は気力がなく、週に2回程度、簡単な惣菜を温めるのがやっと。他の日は夫が仕事帰りに弁当を買ってくる。」 このように、誰の、どのような援助を受けているかを明確にすることが重要です。

   

まとめ:家庭を守るあなたを、国が守る制度です

    

専業主婦(主夫)の仕事は、家庭という社会の最小単位を支える、非常に価値のある労働です。その大切な役割を、病気やケガによって果たせなくなってしまった時、あなたの生活を守るために障害年金制度は存在します。ご自身の初診日がいつなのか、どんな書類を準備すれば困難さが伝わるのか、少しでも迷ったら、専門家にご相談ください。

   

お問い合わせください

 

名東障害年金サポート事務所は、こうしたお悩みに寄り添い、わかりやすく、具体的なサポートを行う障害年金専門の社会保険労務士事務所です。先天性疾患や、精神疾患をはじめ、さまざまな障害年金申請のサポートを専門的に行っています。

 

キャリアコンサルタント資格を持つ社労士が在籍
初診日の証明や診断書の取得もサポート
病歴・就労状況等申立書の作成も代行
ご本人とご家族の気持ちを理解し、丁寧に対応

 

自力での申請が難しい方や、過去に申請を諦めた経験のある方も、一度専門家にご相談ください。 あなたの状況に合わせて最適なサポートを提供いたします。

 

障害年金の申請についてご不明な点などがございましたら、どんな些細なことでも構いませんので、遠慮なくご連絡をいただければと思います。

 

「障害年金の無料勉強会や相談会をさがしている」特別支援学校や医療・福祉施設の皆様へ

経験と実績に基づいた、確かな支援をお約束します。

代表の社会保険労務士 山口高弘は、自動車メーカー勤務をはじめ、製造業・土木・保険営業など幅広い業界での経験を経て、猛勉強の末、平成14年に社会保険労務士試験に合格。同年12月に開業しました。 

開業以来、自動車アフターマーケット業界、某有名菓子メーカー、不動産業、車検・整備工場・クリーニング・美容室チェーン店など多様な業種を支援し、累計1,000回を超える企業研修・講演実績を持つ実務家です。

その経験を活かし、障害年金の勉強会や相談会も「わかりやすい」と大変好評をいただいています。

 

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