関節リウマチの障害年金

はじめに:名東区・守山区・長久手市・日進市・尾張旭市・瀬戸市・豊田市西部で障害年金申請でお悩みの方へ

 

迷っている時間が、将来の受給開始を遅らせてしまいます。今すぐご相談ください。

このコラムを通じて、障害年金申請で悩む方が一人でも多く、希望を手にされることを願っています。

  

関節リウマチの障害年金|「痛み」と「機能障害」を伝える診断書のポイント

朝のこわばり、関節の激しい痛みと腫れ。そして、病気の進行とともに、手足の指が変形し、以前は当たり前にできていた日常の動作が、一つ一つ困難になっていく。関節リウマチと闘うあなたは、見た目では分かりにくい「痛み」と、着実に進行する「機能障害」という、二つの大きな苦しみを抱えています。その苦しみは、障害年金の対象となる可能性があります。この記事では、関節リウマチで障害年金を申請する際に、あなたの辛さを審査官に正しく伝えるための、診断書作成のポイントについて解説します。

   

関節リウマチの障害認定で重視されること

 

関節リウマチの障害年金では、血液検査の数値やレントゲン所見なども参考にされますが、最も重視されるのは、「関節の機能障害によって、日常生活がどの程度制限されているか」という点です。つまり、「痛み」そのものよりも、「痛みや変形の結果として、何ができなくなったか」を、客観的に示すことが求められます。

     

ポイント①:「関節可動域」と「筋力」の客観的データ

  

肢体の障害用の診断書には、主要な関節の「可動域(どのくらい曲げ伸ばしできるか)」と「筋力」を、数値で記入する欄があります。これらの客観的なデータが、障害の程度を判断する上での基礎となります。医師に測定を依頼する際は、痛みを我慢せず、ありのままの状態を評価してもらうことが大切です。

    

ポイント②:診断書の「日常生活における動作の障害の程度」が最重要

   

診断書の中で、特に重要視されるのが、この項目です。

(ア)手指の機能(つまむ、握る、ひもを結ぶなど)

(イ)上肢の機能(食事、着替え、洗面など)

(ウ)下肢の機能(歩行、立ち上がり、階段昇降など)

これらの動作が、「一人でできる」「やや不自由」「できない」など、4段階で評価されます。この評価が、あなたの生活実態を反映しているかどうかが、等級を左右する最大のポイントです。

  

申立書で伝えるべき、具体的なエピソード

  

診断書の上記項目を補強するため、「病歴・就労状況等申立書」で、具体的なエピソードを記述します。

(ア)手指の例: 「指の変形と痛みで、ペットボトルのキャップが開けられない」「包丁が握れず、調理はほとんどできない」「シャツのボタンが自分で留められない」

(イ)上肢の例: 「腕が上がらず、一人で頭を洗うことができない」

(ウ)下肢の例: 「膝の痛みで、和式トイレは使えない」「5分以上歩くと、痛みで立ち止まる必要がある」

このように、日常生活の細かな場面での困難さを、具体的に訴えましょう。

     

生物学的製剤の使用と、障害認定の関係

   

近年、生物学的製剤などの効果的な治療法が登場し、症状が劇的に改善する方も増えています。これは大変喜ばしいことですが、障害年金の審査においては、「症状が軽快した」と判断される可能性があります。しかし、高額な治療を続けなければその状態を維持できない、という事実も、申立書などで伝えるべき重要な情報です。

   

まとめ:あなたの痛みを、経済的な支えに変えるために

   

関節リウマチの辛さは、ご本人にしか分かりません。その日々の痛みに耐え、進行する機能障害と向き合うあなたを支えるために、障害年金制度はあります。あなたの困難な状況を、診断書と申立書という「見える形」にして、正当な権利を主張しましょう。

  

お問い合わせください

  

名東障害年金サポート事務所は、こうしたお悩みに寄り添い、わかりやすく、具体的なサポートを行う障害年金専門の社会保険労務士事務所です。先天性疾患や、精神疾患をはじめ、さまざまな障害年金申請のサポートを専門的に行っています。

   

キャリアコンサルタント資格を持つ社労士が在籍
初診日の証明や診断書の取得もサポート
病歴・就労状況等申立書の作成も代行
ご本人とご家族の気持ちを理解し、丁寧に対応

 

自力での申請が難しい方や、過去に申請を諦めた経験のある方も、一度専門家にご相談ください。 あなたの状況に合わせて最適なサポートを提供いたします。

 

障害年金の申請についてご不明な点などがございましたら、どんな些細なことでも構いませんので、遠慮なくご連絡をいただければと思います。

 

「障害年金の無料勉強会や相談会をさがしている」特別支援学校や医療・福祉施設の皆様へ

経験と実績に基づいた、確かな支援をお約束します。

代表の社会保険労務士 山口高弘は、自動車メーカー勤務をはじめ、製造業・土木・保険営業など幅広い業界での経験を経て、猛勉強の末、平成14年に社会保険労務士試験に合格。同年12月に開業しました。 

開業以来、自動車アフターマーケット業界、某有名菓子メーカー、不動産業、車検・整備工場・クリーニング・美容室チェーン店など多様な業種を支援し、累計1,000回を超える企業研修・講演実績を持つ実務家です。

その経験を活かし、障害年金の勉強会や相談会も「わかりやすい」と大変好評をいただいています。

 

無料相談の予約

 

まずはお電話か問い合わせフォーム・LINEでご予約ください

052-776-3201

メールでお問い合わせはこちらから

LINE相談はこちらから

※電話受付時間 : 年中無休9:00~18:00対応中 

※メールは24時間受付中

 

投稿者プロフィール

山口 高弘
山口 高弘
当事務所では名東区を中心に障害年金に関する幅広いサポート依頼に対応しております。名東区はもちろんのこと、長久手市・日進市・瀬戸市・尾張旭市など愛知県全域の問い合わせを受け付けております。
相談者にとって最大限のお手伝いができるよう、精一杯取り組みますので、具体的な障害年金に関するご相談等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
お気軽にお問い合わせください tel.052-776-3201 営業時間 / 8:30 - 20:00 (土日祝は応相談)
LINE・メールは24時間受付