糖尿病による合併症で人工透析や片足切断といった深刻な症状に見舞われた場合、障害年金の受給対象となる可能性があります。しかし実際の申請では、初診日の特定や診断書の準備、通院歴の整合性など、クリアすべき課題が多く、ご家族が手続きを進めるなかで挫折してしまうことも珍しくありません。

今回は、奥様が一度は自力申請を試みたものの途中で断念し、名東障害年金サポート事務所へご相談いただいたケースをご紹介します。正しい初診日の特定と複数の障害を総合的に評価された結果、障害厚生年金1級・年間約250万円の支給に成功した実例です。

 　　

相談者

 

   

相談時の状況

 

相談者の奥様は、ご主人の入院中に障害年金の手続きを自力で進めておられました。年金事務所へ何度も足を運び、受診状況等証明書や糖尿病の診断書を1通取得されましたが、病歴・就労状況等申立書の作成段階でつまずいてしまいました。

というのも、ご主人の記憶があいまいで、通院歴の時系列や治療内容の整合性が取れず、申請が破綻する恐れがあったのです。ご本人は入院中、奥様もお仕事をされており、書類作成や年金事務所への再訪が難しい状況の中、当事務所へご相談いただきました。

  

相談から請求までのサポート

 

当事務所では、まず出張無料相談を通じて、奥様と対面で詳細をヒアリング。申請の方針を全面的に見直す必要があると判断しました。

奥様が用意していた書類では初診日が国民年金加入期間中となっており、「障害基礎年金」での申請前提でしたが、当所が改めて初診日を調査した結果、実際の初診日は厚生年金加入期間中であることが判明。これにより、より有利な障害厚生年金での申請が可能となりました。

 

加えて、以下のような支援を行いました：

 

このように、複数の疾患を「合併症」として総合評価してもらえるよう、戦略的に書類を整備。申請までに約2か月を要しましたが、万全の準備を整えて提出に至りました。

   

結果

 

申請からおよそ4か月後、審査の結果として障害厚生年金1級が正式に認定され、年間約250万円の支給（事後重症）が決定されました。

想定を上回る支給額に、奥様からは以下のようなお言葉をいただきました。

「本当にお願いしてよかった。自分一人ではここまでの結果は出せませんでした。感謝しかありません。」

 

お問い合わせください

 

名東障害年金サポート事務所は、こうしたお悩みに寄り添い、わかりやすく、具体的なサポートを行う障害年金専門の社会保険労務士事務所です。先天性疾患や、精神疾患をはじめ、さまざまな障害年金申請のサポートを専門的に行っています。

 

 

自力での申請が難しい方や、過去に申請を諦めた経験のある方も、一度専門家にご相談ください。 あなたの状況に合わせて最適なサポートを提供いたします。

 

障害年金の申請についてご不明な点などがございましたら、どんな些細なことでも構いませんので、遠慮なくご連絡をいただければと思います。

 

「障害年金の無料勉強会や相談会をさがしている」特別支援学校や医療・福祉施設の皆様へ

経験と実績に基づいた、確かな支援をお約束します。

代表の社会保険労務士 山口高弘は、自動車メーカー勤務をはじめ、製造業・土木・保険営業など幅広い業界での経験を経て、猛勉強の末、平成14年に社会保険労務士試験に合格。同年12月に開業しました。 

開業以来、自動車アフターマーケット業界、某有名菓子メーカー、不動産業、車検・整備工場・クリーニング・美容室チェーン店など多様な業種を支援し、累計1,000回を超える企業研修・講演実績を持つ実務家です。

その経験を活かし、障害年金の勉強会や相談会も「わかりやすい」と大変好評をいただいています。

 

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投稿者プロフィール

山口 高弘

当事務所では名東区を中心に障害年金に関する幅広いサポート依頼に対応しております。名東区はもちろんのこと、長久手市・日進市・瀬戸市・尾張旭市など愛知県全域の問い合わせを受け付けております。
相談者にとって最大限のお手伝いができるよう、精一杯取り組みますので、具体的な障害年金に関するご相談等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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