障害年金コラム
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障害基礎年金と障害厚生年金の違いとは
障害年金には障害基礎年金と障害厚生年金があります。本記事ではそれぞれの違いや対象者、等級の考え方をわかりやすく解説します。 障害年金とはどんな制度か 障害年金は、病気やけがによって日常生活や仕事に大きな支障が出た場合に支給される公的年金です。働けなくなった場合だけでなく、生活の多くの場面で制限が生じていることが重視されます。 障害基礎年金の特徴 障害基礎年金は、国民年金に加入している方や20歳前に…
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更新期間「1年」と「5年」
障害年金の更新(有期認定)期間は、1年から5年の間で決まります。「なぜ私は1年更新なの?」「どうすれば5年になる?」その差について解説します。 病状の「安定度」で決まる 次回更新までの期間は、その病気が今後回復する見込みがあるか、あるいは進行するかなど、病状の安定度によって審査機関が決定します。 精神疾患は短めの傾向 うつ病などは症状の変化が大きいため、1年~3年更新が多くなります。知的障害や手足…
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双極性障害の「寛解期」
双極性障害(躁うつ病)で、現在は症状が落ち着いている「寛解期」にある方。申請のタイミングとしては難しい時期ですが、注意点があります。 寛解期は「治った」わけではない 双極性障害は再発しやすい病気であり、寛解期であっても服薬継続が必要です。しかし、年金審査では「症状が出ていない=労働可能」と判断されがちです。 審査は「現在の状態」を見る 原則として、診断書作成時点での状態が評価されます。完全に症状が…
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薬局の「調剤録」で証明
初診の病院にカルテが残っていなかった場合。「受診状況等証明書」が取れずに困ってしまいますが、諦める前に「調剤薬局」を当たってみてください。 病院になくても薬局にあるかも 病院のカルテは廃棄されていても、門前の調剤薬局に記録が残っているケースがあります。 「調剤録」とは? 薬剤師が処方内容を記録したもので、患者氏名、処方医療機関名、処方日、薬の内容などが記載されています。 保存期間は病院と同…
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自立支援医療と障害年金
精神疾患で通院中の方の多くが利用している「自立支援医療(精神通院)」。医療費が1割負担になる制度ですが、「これを使っているから障害年金も通る」とは限りません。 自立支援医療と年金は別審査 自立支援医療受給者証を持っていても、障害年金が自動的に認定されるわけではありません。全く別の制度であり、審査基準も異なります。 自立支援は「通院継続」への支援 自立支援医療は、経済的負担を減らして「通院治…
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高次脳機能障害の申請
脳梗塞や交通事故の後遺症で、麻痺は残らなかったが「記憶力が落ちた」「感情が抑えられない」「段取り良く仕事ができない」などの症状が出ている方へ。それは「高次脳機能障害」かもしれません。 見た目では分かりにくい障害 身体は動くため、一見健康そうに見えますが、脳の損傷により認知機能や行動制御に障害が生じています。周囲から「性格が変わった」「やる気がない」と誤解されがちです。 「精神の障害」とし…
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国民年金の「法定免除」
障害年金(1級または2級)の受給が決まった方へ。 毎月の国民年金保険料の支払いが「免除」される制度があることをご存じですか?手続きをしないと。「免除」にはなりません。 1級・2級なら保険料は「0円」に 障害基礎年金または障害厚生年金の1級・2級を受給している期間は、法律により国民年金保険料の納付義務が免除されます(法定免除)。3級は対象外です。 自動的には免除されない(届出が必要) …
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配偶者の年収と障害年金
「夫(妻)が高収入だと、私の障害年金はもらえない?」結婚している方の年金申請における、配偶者の収入の影響について解説します。 通常の障害年金は影響なし 20歳以降に初診日がある通常の障害年金(基礎・厚生)には、所得制限がありません。配偶者がいくら稼いでいても、あなた自身の年金は満額支給されます。 「20歳前傷病」も本人の所得のみ 所得制限がある「20歳前傷病の障害基礎年金」であっても、チェックされ…
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成人の知的障害発見
大人になってから、仕事のミスや人間関係のトラブルで受診し、「実は軽度の知的障害があった」と判明したケース。子供の頃の記録がなくても申請できるのでしょうか? 初診日は「出生日」扱い 知的障害は先天性とみなされるため、大人になって初めて診断されても、初診日は「出生日」となります。つまり、20歳前傷病(障害基礎年金)の対象です。 通知表などの客観的資料を探す 「知的障害が子供の頃からあったこと」を証明す…
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「疑い」病名での申請
診断書に「うつ病の疑い」「統合失調症の疑い」と書かれている場合。確定診断が出ていない「疑い」の状態で障害年金は申請できるのでしょうか? 原則として確定診断が必要 障害年金の認定基準は、傷病名ごとに定められています。そのため、「疑い」のままでは、どの基準で審査してよいか分からず、原則として認定されにくくなります。 「疑い」でも通るケースとは しかし、精神疾患などは診断の確定に時間がかかることがありま…





